お知らせ
娘が幼いころ夢中になっていた「ぐりとぐら」の絵本シリーズ、中川李枝子さんと山脇百合子さん姉妹が創り出す絵本には美味しい食べ物やワクワクする冒険、ドキドキする出会いが満載です。
私は読み聞かせをするのがとても楽しみでした。この写真に写っている「ぐりとぐら」は人形遊びを始めた娘のために家にあった端切れで作りました。15年以上も経って手づくりのぐりとぐらはすっかり色褪せてしまったけれど、絵本を読み返すと子育てをしていた当時の楽しい記憶が鮮明によみがえります。
鳥取県西伯郡日吉津村はチューリップの産地として有名です。地元でお馴染みの「日吉津村チューリップマラソン」は残念ながら今年もコロナ感染症拡大防止のために中止になってしまいましたが、畑は自由に立ち入り出来るので、今の時期は満開のチューリップ畑から大山を眺める絶景が楽しめます。
わが家の植えっぱなしのチューリップとは比べものにならないくらいの花の大きさで、どの花も勢い良く色鮮やかに咲き誇っていました。
作業中の農家の方がチューリップのお手入れ方法を教えて下さいました。
①花が咲き終わったら早めに茎の中ほどで切り取ります。
②葉っぱはそのままにしておき、黄色くなって枯れ始めたら株を根本から切り取って球根を掘りあげます。
③球根は水洗いをして分球をしていたら手で割り、ネットに入れて日陰の風通しの良い場所で保管します。
④秋になって紅葉の木が赤くなった頃がチューリップ球根の植え付けの適期だそうです。
親切な農家のご婦人は「ちゃんとお手入れをしてあげると来年の春に見違えるくらい綺麗な花が咲きますよ」と言われました。その言葉を信じて今年は球根の堀りあげにチャレンジしてみようと思います。
作家の嵐山光三郎さんとイラストレーターの安西水丸さんの絵本「ピッキーとポッキー」は春にぴったりの楽しいお話です。親交のあったおふたりが子どものためにプライベートで創作した手書き絵本を安西さんが福音館書店に持ち込んで、その場で刊行が決まったという愛情たっぷりの絵本です。
この写真のぬいぐるみは高3の娘が幼いころ境港市の図書館で借りた「いっしょにつくろう」という本に作り方が載っていて、白い軍手に綿を詰めて作っています。娘はピッキーとポッキーの絵本に登場するキャラクター、もぐらのふうちゃんが大好きだったのですが、残念ながら借りた本には作り方が載っていませんでした。そこで茶色のカラー軍手を買ってアレンジして作ってみました。ふうちゃんはモグラなので日差しが苦手、必須アイテムの葉っぱのサンバイザーと枯葉のサングラスも作りました。それにしても凄い毛玉・・・娘はこのぬいぐるみで相当遊んでくれたようです。だれかに喜んで欲しくて何かを作る事って創作活動の原点ですね。
米子市大篠町に素晴らしい美術館が出来ました。無形文化財保持者の革人形師、本池秀夫氏のレザーアートミュージアム「本池美術館」です。
巨大なキリンや象、ゴリラなどの動物作品はポーズに表情、質感など今にも動き出しそうなほど迫力満点です。アーリーアメリカンのノスタルジックな世界を革人形で表現した作品群は小さくて繊細でため息が出る美しさです。
(本池美術館チラシ抜粋)
どの作品も革素材を用いた無限の表現力と巧みの技に感動しました。敷地内にはショップ兼アトリエのMOTOSTYLE-STORE 721があり、革製品からアパレルなどおしゃれな商品が並んでいます。展示作品をはじめ庭や建物、調度品と全てにこだわり尽くして手間ひまをかけた素敵な美術館です。
本池美術館HP http://www.motostyle.jp/
わが家では4月3日にひな祭りを祝います。大阪出身の私は娘が生まれて、4月に桃の節句を祝う習慣に少し戸惑いました。独身時代は毎年3月3日を過ぎた休日になると「おひな様をしまうのが遅くなるとお嫁にいけなくなるよ」と親に言われ、いつも姉と一緒に片づけの手伝いをしていました。しかし、これは迷信で片づけができない人にならないように、「しつけ」の意味合いから言われるようになったそうです。
娘の初節句に両親から贈られたこのひな人形も今年で18年目です。二人とも9年前に鬼籍に入ってしまいましたが、何故かひな人形を飾っている間は気配を感じるほどに父と母のことを思い出します。孫が健やかに育ち幸せになって欲しいと願った両親の思いがこのひな人形に込められているからでしょうか?大阪で暮らす姉は三人娘の母となり、忙しいながらも賑やかで楽しいひな祭りを祝っているようです。
3月3日には姉から雛ケーキの写真と一緒に「わが家のおひな様は、今年も2泊3日のご滞在でした~♪」とLINEメッセージが届きました。
ひな祭りは地域や家庭によって日にちや風習は様々ですが、子どもの成長を願う素晴らしい伝統行事はこれからもずっと未来へと受け継がれていって欲しいです。