お知らせ
境港の旬を手描き水彩画で描くシリーズ、今回はアワビです。おせち料理にも人気の「黒いダイヤ」と呼ばれている高級食材です。境港産の天然アワビは約10人の漁師により素潜りで漁獲されているそうです。荒波の日本海での素潜り漁は命がけの仕事、種苗の放流や藻場増殖の資源保護活動など漁業に携わる方々の地道な努力によって黒いダイヤは育まれています。
平日の朝は夫と高校3年生の娘のお弁当作りから一日が始まります。娘が高校生になってからは、朝5時半に起床、寝ぼけ眼で朝食とお弁当作りを同時に開始します。夜明けが遅く冷え込みが厳しくなる今の時期はベッドから身体を引きはがすのにひと苦労。お弁当のおかずは便利で美味しい冷凍食品も活用しますが・・・わが家では焼きそばやオムライス、パスタなど、通常は定番ではないメニューが好評です。ちなみに昨日は写真のビビンバ弁当でした!
夕食に鮭の塩焼きがメインディッシュだとちょっとテンションが下がるのに、お弁当にドーンとのせると「今日の鮭弁当は豪華だった!」と口を揃える夫と娘、お弁当って不思議です。来年の春には大学進学の為に一人暮らしをする予定の娘のためにお弁当を作るのもあと少しになりました。寒さや眠気と闘いながらのお弁当作りは大変ですが、かけがえのない時間を楽しみます。
境港の旬を手描き水彩画で描くシリーズ、今回はマダイです。マダイの旬は産卵前の春先ですが、これから年末年始に向けておせち料理やお祝い事に欠かせない魚です。日本海の冷たい荒波にもまれながらエビやカニ、イカ、小魚などの豊富な餌をたっぷり食べて育った境港の天然マダイは格別の美味しさです!養殖ものとの違いは見た目ですぐにわかります。養殖ものは全体に黒っぽいのですが、天然のマダイは体色が赤く、背中に斑紋や目の上のアイシャドウのような筋は鮮やかなコバルトブルー、尾鰭の端は黒色をしています。境港の旬の魚とあわせて、年末年始から春までお祝い事に欠かせない縁起物としての魚介類も描きたいと思っていますので、またご紹介します。
タミズスペースでは魚の手描き水彩イラストを素材提供サイトPIXTA(ピクスタ)で販売中です。クリエイター名はTスペースでエントリーしています。
「ちょんぼし」は境港の方言で「少し」という意味です。〇〇には旬の魚介類の名前が入ります。日本有数の漁港・境港ではご近所の方や親戚、友人の中には漁業関係の仕事や趣味で釣りをしている人がたくさんおられます。趣味が高じて小型の船を所有している人も‼そんな方々から「〇〇食べるかや?」「〇〇が釣れたけど・・・もらってくれる?」「遅くにごめんだけど・・・〇〇いらん?」「〇〇があるよー!取りにおいでー」とお声がけいただきます。先日は「ちょんぼしだけど・・・魚いる?」と写真のタイ、ハマチ、特大アジを頂きました!ちょんぼしどころか・・・お刺身、鯛茶漬け、塩焼きと4人家族3日分のメインディッシュに美味しくいただきました!このようにしてわが家に差し入れられる魚介類は多種多様でアジやイカ、ハマチ類は通年で、季節によってサワラにセイゴ、エノハ、ハタハタ、タチウオ、カワハギ、サザエなど、時には高級食材のマグロの柵やサーモン、ベニガニ、親ガニなども!また、魚だけでなくタケノコなど旬の野菜やキノコ類、イチジクや青梅、柚子、柿、栗などの果物や木の実、牡丹の花や新米に餅米まで・・・お裾分けに与かります。豊かな自然の恵みと人情味あふれる人々に囲まれて、贅沢な日常を過ごせる幸せに心から感謝です。