お知らせ
先日「境港の旬」シリーズのイラストでイワシを描きましたが、今日はわが家のイワシを使った料理をご紹介します。お刺身やナメロウは境港ならではの贅沢な食べ方ですが、新鮮なイワシは様々なお料理にも大活躍です。わが家で一番人気のイワシ料理は「イワシのチーズハンバーグ」です。イワシは頭、内臓、中骨を取り除いたら、包丁やフードプロセッサーで粗めのミンチ状にします。お手軽に調理をしたい時は冷凍のイワシたたき身が便利です。イワシにパン粉、卵、蓮根のすりおろしとみじん切りを混ぜ込んで塩・コショウで味を調えて成型し、オリーブオイルの塗ったフライパンでこんがりと焼きます。トマトソース(ケチャップ・ウスターソース・オイスターソース・みりんを混ぜたもの)をかけて、とろけるチーズをのせ蓋をして1~2分で出来上がりです。
同様のハンバーグ種に塩・コショウの代わりに生姜のすりおろし、みそ、醤油少々で味を調えた「いわしの蒲焼」も人気です!焼のりに小麦粉を振って調味したハンバーグ種を2cmくらいの厚みに伸ばします。イワシ側に小麦粉を薄く振って、ごま油を塗ったテフロン加工のフライパンでこんがりと焼き、裏返してのり側も1~2分焼きます。仕上げにウナギのたれを絡めます。イワシは栄養も旨味もたっぷり、ご飯にもお酒にも相性の良いわが家の人気メニューです!
今回の「境港の旬」イラストはマイワシです。昔から境港では大量のマイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシが水揚げされていて、港の周辺にはイワシの加工工場がたくさんありました。イワシを追ってブリやヒラマサなどの他の魚も群れで近海を回遊します。昭和後期から平成初期の最盛期には連日のように漁船は大漁旗をなびかせて、境港は漁獲量日本一を誇っていました。平成7年以降、イワシの漁獲量は激減してしまいましたが・・・イワシに代わってクロマグロが獲れるようになり、平成17年以降は毎年のように生マグロの水揚げ量が日本一のマグロ漁港になりました。近年はイワシ類の漁獲量も好調のようなので令和も境港漁港の賑わいが楽しみです。イワシは鮮度がすぐに落ちてしまいますが、境港には新鮮なマイワシをお刺身やナメロウで提供する飲食店や刺身用として販売しているスーパーマーケットもあります。
裏の畑に茄子を採りに行ったら雑草茂みの中に一輪のアサガオを発見しました。家族に聞いても誰も種を蒔いた覚えがありません。植木鉢に移して玄関横に飾ってみました。蔓を巻かないタイプのようで、花の大きさは10cm以上もあります。花の色は鮮やかな赤紫色、花の縁と中心部分は真っ白です。黄緑色の美しい斑入りの葉は少し虫に食べられてしまっています。夏の花だと思っていたので調べてみると、アサガオの開花時期は7月から11月までだそうです。目が覚めるような美しさの孤高のアサガオはどんよりとした雨の朝でもキラキラと輝いています。まるで・・・「今日も一日頑張りましょうね!」と私たち家族を応援してくれているようです♪