京都で暮らす娘と一緒にお寺巡りをしてきました。猛暑の中訪れたのは京都市北区にある等持院です。足利尊氏によって創建された禅寺で、足利将軍家の菩提寺です。院内の霊光殿には足利家歴代の将軍木像がずらりと並んでいます。禅寺ならではのシンメトリックで洗練された美しい方丈（本殿）の廊下は鶯張りで歩く度に涼やかな音が鳴ります。

禅宗の開祖であり達磨大師の絵は迫力満点！天龍寺の元管長で等持院の住職でもあった関牧翁（せき・ぼくおう）老師によって描かれたそうです。

芙蓉池を回遊するように造られた美しい庭園を眺めていると下界の喧騒と暑さを忘れて静寂に包まれた贅沢な時間を味わえます。

観光客で賑わう有名な神社仏閣の派手さはありませんが、庭園を眺めながらお抹茶を頂くことも出来るサービスもあり、日本の風情を十分に味わえます。歴史好きの人にもオススメのお寺です。

等持院公式ホームページ
https://toujiin.jp/