お知らせ
2021-04-03 15:04:00
わが家では4月3日にひな祭りを祝います。大阪出身の私は娘が生まれて、4月に桃の節句を祝う習慣に少し戸惑いました。独身時代は毎年3月3日を過ぎた休日になると「おひな様をしまうのが遅くなるとお嫁にいけなくなるよ」と親に言われ、いつも姉と一緒に片づけの手伝いをしていました。しかし、これは迷信で片づけができない人にならないように、「しつけ」の意味合いから言われるようになったそうです。
娘の初節句に両親から贈られたこのひな人形も今年で18年目です。二人とも9年前に鬼籍に入ってしまいましたが、何故かひな人形を飾っている間は気配を感じるほどに父と母のことを思い出します。孫が健やかに育ち幸せになって欲しいと願った両親の思いがこのひな人形に込められているからでしょうか?大阪で暮らす姉は三人娘の母となり、忙しいながらも賑やかで楽しいひな祭りを祝っているようです。
3月3日には姉から雛ケーキの写真と一緒に「わが家のおひな様は、今年も2泊3日のご滞在でした~♪」とLINEメッセージが届きました。
ひな祭りは地域や家庭によって日にちや風習は様々ですが、子どもの成長を願う素晴らしい伝統行事はこれからもずっと未来へと受け継がれていって欲しいです。