お知らせ

2021-06-28 15:12:00
ハワイでは「マヒマヒ」と呼ばれています

今回の「境港の旬」イラストはシイラです。地元では「まんさく」と呼ばれています。これは殻ばかりで実のない籾(もみ)のことを「粃(しいな)」と言い、「シイラ」と響きが似ているころから縁起を担いで豊年万作の「マンサク」が通称になったそうです。ハワイでは「マヒマヒ」と呼ばれ人気の高級魚です。雄は2メートル位の大きさになり引きも強いので釣り人の間では人気があるそうです。きれいな白身でフライや刺身でも美味しいいそうですが、すぐに鮮度が落ちるからなのか地元の鮮魚コーナーでは見かけたことがありません。漢字は魚へんに「暑」と書き、これからの暑い時期が旬です。温かい海に生息し海面を漂う浮遊物の陰に集まる習性があり、シイラ漬け(漬木)という漁具を海面に設置してシイラをおびき寄せてからまき網などで捕獲します。近年、境港周辺の回転すし店では夏の旬の時期に「マヒマヒの炙り」とメニューに載っていることがあるそうなので、新鮮なシイラが手に入る境港でぜひ一度味わってみてはいかがでしょう?